おばあちゃんから学ぶ、住まいにまつわる知恵やアイデアをお届けします。おばあちゃんは、単なる暖かい家だけでなく、心地よく、笑顔が絶えない住まいの重要性を教えてくれました。智恵と経験が詰まったアドバイスを通じて、あなたの住まいがより幸せで豊かな場所になることを願っています。
おばあちゃんは、「物は大切に使いなさい。そして、心地よい空間づくりは心を豊かにするのよ」と言っていました。このブログでは、そんなおばあちゃんの言葉に共感し、日常生活に取り入れやすい実践的なアイデアを提案します。古くて新しい、時代を超えて輝く知恵を通じて、あなたの住まいがより温かく、楽しい場所に変わっていくでしょう。
一緒におばあちゃんの知恵を垣間見ながら、家庭がもたらすしあわせを感じ、日々の小さな幸せを見つけていきましょう。彼女の愛情に満ちたアドバイスが、あなたの住まいと生活に新たな光をもたらします。
- いたみかけた牛乳で雑巾がけをすると、ツヤがでる
- 雑巾は、数枚用意し、最初に絞って拭く
- 白木の建材や家具は、水拭きしてはいけない
- レースのカーテンは、たたんで糸でとじてから洗う
- 夏ぶとんを干したときは、干した時間の倍、かげ干しをして熱をとる
- まとめ
いたみかけた牛乳で雑巾がけをすると、ツヤがでる
牛乳は新鮮なうちは、酸性とアルカリ性の両方の性質を持っています。ところが、古くなって、いたみかけてくると、アンモニアなどを発生して、アルカリ性だけを示すようになります。洗剤では、弱アルカリ性か中性であることからも明らかなように、このアルカリ性の牛乳には、汚れをおとす効き目があるのです。しかも、アンモニアは揮発性ですから、そのまま多少残っていても、揮発してしまい、気になりません。さらに牛乳には、脂肪分が含まれているので、つや出しにはもってこいです。
夏場など、牛乳はとくに腐りやすいものですが、一度、この「おばあちゃん式ワックス」で、家具や板の間を、ピカピカに磨き上げてみたらいかがでしょうか。
雑巾は、数枚用意し、最初に絞って拭く
雑巾がけほど労力を費やす仕事は家事の中では少ないでしょう。そのため、手を抜いていい加減な仕事になりがちです。こういう平凡な仕事の中にこそ、昔の人のさりげない生活の知恵が潜んでいるものです。労力を少なく、しかもきれいな拭き仕事ができる方法、それは、何枚かの雑巾を用意し、最初に絞っておいて使うのです。
こうすると、まず第一に、一回ごとにバケツのあるところまで行って、ゆすぐ手間が省けます。広い板の間や廊下だったら、雑巾をかえたくなりそうな場所に、あらかじめ雑巾を置いておくのです。二階のある場所など、このエネルギーの節約は目に見えて違ってきます。
第二に、一仕事終わるまで、つねに同じきれいな雑巾で拭けるということです。最初に五枚絞った雑巾なら、五枚とも同じきれいな雑巾であることは当然でしょう。一枚そのつどゆすいだときの五回目と、雑巾のきれいさの違いは明白です。
雑巾がけの基本とも、常識とも言えることでしょうが、じつによく考えられています。
白木の建材や家具は、水拭きしてはいけない
白木とは、化粧材や家具・建具に使われる、白く削った木地のままの木材のことで、どことなくしっとりとして趣のあるものです。ただ、塗料を塗ってあるものにくらべると、汚れやすいという欠点があります。汚れやすい原因は、塗料などで目どめをしてない木地のままの木材であるところから、汚れを吸収しやすいからです。そして、この原因が、そのまま、水拭きを嫌う原因にもなっているのです。
つまり、ふつうの塗装してある木材は、水分を吸収しないため、雑巾は、汚れを水で溶かしながら、その汚れを溶かした水分をまた拭き取ってゆくことができます。ところが白木では、汚れを水で溶かしたとしても、その水分は白木に吸収されてしまいます。かえって汚れが広がったり、深くなってしまったりするのです。
レースのカーテンは、たたんで糸でとじてから洗う
カーテンをクリーニング屋に出さずに自分で洗う方だったら、たいへんうれしく思います。おばあちゃんやお母さんは、みな自分でしたことですし、コツさえわかれば、むずかしいことではないのです。
そのコツとは、一口で言って、小さくたたんで糸でとじることです。広げたままでタライに入れたり、まして、洗濯機に入れるのは、ひどい型くずれの原因になります。まず、屏風たたみにし、さらに二つ折りか三つ折りにして大まかにとじ、押し洗いをします。洗濯機に入れる場合は、網袋に入れてください。環の金具は、たたむときは内側に納めるようにすれば、はずす必要もありません。
夏ぶとんを干したときは、干した時間の倍、かげ干しをして熱をとる
ふつうふとんは、一晩にコップ一杯ほどの汗を吸収しますから、なるべく太陽に当てて干すのは常識です。水分を発散させるばかりでなく、雑菌を滅菌させる目的もありあす。
太陽に干したふとんは、そのまま押し入れに直行させると、いつまでもポカポカと、手をあてても熱いぐらいの熱気を持っています。冬ならともかく、ただでさえむし暑い夏の夜は、これでは蒸し焼きにされているようなものです。夏、子どもが夜泣きするようになる原因の一つは、この蒸し焼きぶとんにあるとさえいわれています。
そこで、夏ぶとんをほしたときは、干した時間の倍の時間かけて熱気をとり、冷やしてから取り込めということがよくいわれるわけです。太陽に干す時間は、朝の十時ごろから午後二時ごろまでの四時間が適当とされています。倍の時間といえば八時間ですから、夜の十時ごろまで干せということになりますが、これではせっかく干した布団が夜露にぬれて、ふたたび湿り気を帯びてしまうことになります。
これを避けるため、日に干したあとはしばらく陰干しして、夕方とりこんだあとは、風通しのよい部屋へ広げて熱気をとります。
まとめ
おばあちゃんから得た住まいにまつわる知恵やアイデアをまとめてみました。おばあちゃんは、単なる暖かい家だけでなく、心地よく、笑顔が絶えない住まいの大切さを教えてくれました。智恵と経験に満ちたアドバイスを通じて、あなたの住まいがより幸せで豊かな場所になることを願っています。
おばあちゃんの知恵に共感しながら、物を大切に使い、心地よい空間づくりに心を尽くすことの重要性を感じます。このブログでは、日常生活に取り入れやすい実践的なアイデアを紹介しています。住まいの魔法は、日常の小さな瞬間に宿っているもの。古くて新しい、時代を超えて輝く知恵を通じて、あなたの住まいがより温かく、楽しい場所に変わっていくでしょう。
おばあちゃんの知恵を共有し、家庭がもたらすしあわせを感じ、日々の小さな幸せを見つけていきましょう。彼女の愛情に満ちたアドバイスが、あなたの住まいと生活に新たな光をもたらします。